弁護士の地位は地に落ちた

昨日、仕事帰りに電車に乗っていると、OLとみられる3人組がしゃべっていました。

嫌でも、耳に入ってくる話によると、どうやら、弁護士と合コンをした帰りのようです。
まあ、詳しくは書きませんが、弁護士も落ち目だからねみたいな話をしていましたよ。

女性はそのあたり、意外と情報に敏感ですからね。
最近の若手弁護士は大変だと思います。
修習中は裁判所でも疎まれ、就職も厳しく、給料は出ない、合コンでも昔ほどはモテない。
お気の毒としか言いようがありません。
我々、中堅弁護士も苦しいですけどね。
一応、少しでも人のため、自分の法律知識を生かして仕事をしていると自負していましたが、今や、http://blogs.yahoo.co.jp/nb_ichiiのように弁護士は目の敵にされ、http://bengosihiyou.info/のように値踏みされる職業です。

悲しいですね。
おっと、そんなこと言っていると、「何のために法律家になったのか?たとえ飢えても・・・」なんて、お偉い先生にお説教されてしまいますね。

でも、東大の文1やロースクールの受験生は順調に減っているようで。見ていて面白いですね。
所詮、司法改悪でロー利権ができたところで、それは一時のことです。
自分が儲けたいという本音を隠して、綺麗事をいくら並べたところで、法曹の魅力が根底からなくなれば、いずれは崩壊するのです。 
もう、昔のような時代は来ないのでしょうが、ロー利権が崩壊する時までは長生きしたいものです。